このタイトルを見た瞬間、「これ、私がずっと思ってきたことだ!」と感じました。
感覚的にはわかっていたけれど、言葉にできていなかったことが、
この本でははっきり説明されており、
自分の軸の後押しとなりました。
知育や教育に悩む親にこそ、読んでほしい一冊です。
この本が伝えていること
著者が一貫して伝えているのは、とてもシンプルです。
- 子どものペースを尊重することが、結果的に一番伸びる
- 毎日1日15分の読み聞かせで十分
幼児期は、頭の良さの土台となる「心」と「言葉」を育てる時期だと書かれています
正直、耳が痛かったところ
「後でやったほうが効率がいい」
「まだ理解できないだろう」
頭ではわかっていても、時間に追われる毎日の中で、つい子どもにも効率を求めてしまいます。
この本を読んで、
子どもの気持ちではなく、大人の都合優先で動くことが多かったかもしれない
と反省しました。
たとえ短い時間でも、
「子どもと向き合ってゆったり過ごす時間」を意識することが大切だと改めて感じました。
絵本でしかできない体験がある
この本では、絵本の役割がとても具体的に説明されています。
① 絵本は「心の世界旅行」
旅行に行かなくても、絵本の中では
- さまざまな立場の人
- 動物や生き物
- ときには悪役
になりきることができます。
他者になりきる体験を通して、
相手の気持ちがわかる力=情緒が育つと書かれています。
ジャスミンのママ娘が、自分よりも『相手に●●してあげたい』という考えが先に来るのは、絵本の力かも。
② 語彙力は絵本で増える
絵本を知らないまま育つと、
親や友達が使っている言葉しか知らずに成長していきます。
日本語には、
- 微妙な感情の違いを表す言葉
- 状況によって使い分ける表現
がたくさんあります。
それに触れられるのが、昔から読み継がれてきた物語や絵本です。
また、絵があることで、
知らない言葉が出てきても
子どもは絵から意味を推測して覚えることができます。



語彙が豊かだと自分の気持ちも正しく伝えやすいね
③ 絵が動かないから、想像力が育つ
アニメは絵が勝手に動きますが、
絵本の絵は動きません。
子どもは、話を聞きながら
頭の中で絵を動かし、物語を再生しています。
この「想像する作業」こそが、
思考力や考える力の土台になると感じました。



言われてみればアニメ見る時は受け身でフリーズしてる。
絵本は考えることも多いし、頭を使ってそう。
昔話・童話が持つ意味
昔話や童話には、
- 社会でどう考え
- どう行動すべきか
が自然に盛り込まれています。



普通の物語だけではなく、誰もが知る童話も常識として意識的に取り入れていこうと思う
教え込まれるのではなく、
自分で感じ、考え、気づく。
この経験ができるのも絵本ならではです。
絵本は安心できる娯楽
人は、
- 高揚感
- 爽快感
- スリル
といった感情を疑似体験することで、心のバランスを保ちます。
絵本は、
- 依存しない
- 禁断症状もない
- 安心して与えられる娯楽
として、とても優秀だと書かれていました。
絵本選びと読み聞かせのポイント
- ジャンルは幅広く(物語・実写・科学・動物・おばけなど)
- 親が「読みたい」と思える本を選ぶ
- 気に入った本は購入して、すぐ読める環境をつくる
「読みたい」と思った瞬間に、
その世界へ連れて行ってあげることが大切だと感じました。



うちは実写大好きブームがありました
読み聞かせは、子育ての基準になる
著者は、幼児期の子育ての基準として
読み聞かせ15分+絵本100冊
これだけでいい
と述べています。
読み聞かせには、
- 親子の密なコミュニケーション
- 感情のやりとり
- 愛されているという安心感
がすべて詰まっています。
周りと比べて焦るよりも、
目の前の15分を大切にする。
それが、
時代が変わっても自分の力を発揮できる「本当に頭のいい子」につながる
最後の言葉も心底納得できる一冊でした。










